作成2022年 5月 1日
更新2022年11月1日
安全データーシート
販売元 IEトレード株式会社
大阪府住吉区帝塚山中3-1-15
電話番号 06-6675-8788
FAX番号 06-6675-8688
1 製品及び会社情報
製品名 :AUS40
製造会社名:IEトレード株式会社
住 所 :大阪府東大阪市中石切町5-2-7
担当部門 :東大阪工場
電話番号 :072-986-8788
FAX番号:072-986-8787
2 組成、成分情報
単一製品・混合物の区別:混合物
化学名 :尿素水
別名 :Urea ウレア、Carbamide カルバミド
成分及び含有量 :尿素40.0%
GHS分類に寄与する不純物 :情報なし
及び安定化添加物
3 危険有害性の要約
最重要危険有害性
有害性 :この液体は、目及び、皮膚を刺激する。飲み込んでも毒性はないが、多量に飲み込んだ場合は、腹痛、嘔吐、下痢を起こす恐れがある。長期間、高濃度の溶液が目及び皮膚に接触すると、炎症を起こす恐れがある。
環境影響 :窒素源として、湖沼、海域等の富栄養化に影響する可能性がある。
物理的及び化学的危険性:通常の取扱いでは、引火、爆発の危険性はないが、強く加熱すると、アンモニアガスを生じる。
分類の名称 :分類基準に該当しない。
4 応急措置
吸入した場合 :直ちに空気の新鮮な場所に移動させ安静にする。呼吸が弱かった場合には応急処置を行い、速やかに医師の手当てを受ける。
皮膚に付着した場合 :触れた部分を大量の水を使用して十分洗い落とす。
汚染された衣類、靴等を速やかに脱ぎ捨てる。
痛みがあるなど変化がある場合は直ちに医師の診断を受ける。
目に入った場合 :直ちに大量の清浄な流水で15分以上洗う。まぶたの裏まで完全に
洗う。できるだけ早く医師の診断を受ける。
飲み込んだ場合 :口を水ですすぎ、速やかに医師の手当てを受ける。
可能でアあれば嘔吐させる。
5 火災時の措置
消化剤 :棒状水、霧状水、泡、粉末、二酸化炭素
火災時の :この製品の燃焼ガスには窒素酸化物などの有毒ガスが含まれており、
特定危険有害性 消化作業時に煙を吸引しないようにする。
特定の消化方法 :この製品は不燃性であるが、周辺火災の場合以下の措置を行う。
火災発生場所の周辺に、関係者以外の立ち入りを禁止する。
移動可能な容器は、速やかに安全な場所に移す。
容器、周囲の設備などに散水して冷却する。
消化を行う者の保護 :消化作業の際は、状況に応じた保護具を必ず着用する。
燃焼又は高温により有毒なガス(アンモニア)が生成するので、呼吸保護具を着用する。
6 漏出時の措置
人体に対する注意事項:作業の際には必ず適切な保護具(手袋、マスク、エプロン、ゴーグル)を着用する。
漏出した場所の周辺に、ロープを張るなどして関係者以外の立ち入りを禁止する。作業は風上から、保護具を着用して行う。
環境に対する注意事項:製品が下水、河川、海域に流出されない用注意する。
除去方法 :多量の場合、盛土等で流出を防ぎ、ポンプで汲取る等、空容器に可能な限り回収する。少量の場合は乾燥砂、土、オガクズ、ウエス、などに吸収させて、密閉できる空容器に回収する。
二次災害の防止策 :危険なく出来るときは、漏出源を遮断し、漏れを止める。
7 取り扱い及び保管上の注意
取り扱い :換気の良い場所で取り扱う。
技術的対策 吸入、皮膚への接触を防ぎ、又、目に入らないように適切な保護具を着用する。
取扱い場所の近くには、手洗い、洗眼などの設備を設け、取扱い後に、手、顔などをよく洗う。
注意事項 :取り扱う場合は、局所排気内、又は全体換気の設備のある場所で取り扱う。
保管
適切な保管条件 :直射日光を避け、20―30℃の暗所で貯蔵する。
密閉した容器に保管する。
安全な容器包装材料:貯蔵タンクの材質は、ステンレス(SUS304)、FRPタンクなどが最適。
8 暴露防止及び保護措置
設備対策 :取扱い場所には、全体換気装置を設置する。
できるだけ密閉された装置、機器、又は局所排気装置を使用する。
取扱い場所の近くに、洗眼及び身体洗浄のための設備を設ける。
管理濃度 :未設定
許容濃度 日本産業衛生学会 :未設定(2012)
ACGIH :未設定(2012)
保護具
呼吸器用の保護具 :呼吸保護具
手の保護具 :保護手袋
眼の保護具 :保護眼鏡(普通眼鏡、ゴーグル型など)、顔面シールド
皮膚及び身体の保護具 :保護衣、安全帽、保護長靴、保護前掛け
9 物理的及び化学性物質
物理的状態
形状 :液体
色 :無色の透明
PH :9.0-10.0(10%水溶液)
物理的状態が変化する特定の温度/湿度範囲 :知見なし
引火点(℃) :不燃性
発火点(℃) :不燃性
爆発特性 :不燃性
比重 :1.11(20℃)
融点・凝固点 :‐1℃
10 安定性及び反応性
安定性 :通常の取扱いでは安定である。